あやめ組、すみれ組とれんげ組の卒園児は合計63名。
園長先生より卒園証書を授与され、卒園児は昭和4年度以降累計で7139名となりました。
今年度も多くの保護者の方々がご参加くださり、子どもたちの晴れ姿を見てくださいました。
子どもたちはみんなお互いに拍手をし合い、明るくにぎやかな卒園式になりました。
朝は大雨でどうなるかと思いましたが、式が始まると晴れ間も見え始め、年長児たちの素晴らしい出発の日になりましたことを、ご参加ご協力頂きました保護者役員の皆様全員に感謝しております。
また、元気で楽しい小学校生活になりますことを職員全員で願っております。いつでも幼稚園にあそびに来て下さいね!
最後に、年長保護者の皆様、三年間多大なご支援ご協力を頂きまして、誠にありがとうございました!
〜卒園式に寄せて〜「道はみんなの数だけできる」 副園長 泉 ひさし
三年って早いものですね。
謝恩会のスライド作りに、三年前の入園式の写真を久しぶりに見ました。
もちろん身体はちょっと小さめだけれど、澄んだ目とあどけない笑顔、みんなとってもかわいかったね。
それから三年間、色々な行事を通して、努力すること、根気づよくがんばること、あきらめないこと、楽しむことや工夫すること、友だちと協力したり助け合うことなどなど…もう君たちは、自分の好きなことや得意なことに気づいているのではないでしょうか。
どんなことでもいいんです。
自分の好きなことを一生懸命頑張って、元気で、強く、優しくなってください。
もし、まだわからなくても、焦ることはありません。
ゆっくりと、自分の進むべき道を考えながら歩んでいきましょう。
ゆっくりでもかまわないのです。
一番大切なことは「いつでもまえをむいて、じぶんのみちをあるくこと」です。
道は、みんなの数だけできるのです。
来年は東京でオリンピック、六年後には大阪で万博も開かれます。
そして、二十年後、三十年後、素敵な日本の未来を創っていって下さい。
もし、疲れたり、困ったり、判断に迷った時は、いつでも幼稚園にあそびに来て下さい。
また、一緒に走り回ったり、カプラをしたり、絵本を読んだり、歌をうたって、あの時、ここで笑ったり泣いたり、工夫したり、頑張ったことを思い出したら、人生で大事なことを思い出すかもしれませんね。
保護者の皆様にも、三年間多大なご協力を頂き、感謝しております。お父様、お母様、これからの道はまっすぐな道だけではないかもしれません。
くねくね道や急な坂、滑ってこけそうな道が出て来るかもしれません。
ですが、どこへ進もうと、いつも、後ろからそっと伴走してあげて下さい。
本日は、ご卒園、誠におめでとうございます!
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