2013年7月29日月曜日

「余裕を持って元気な夏休みを」

先週で夏期保育や年長キャンプも終わり、幼稚園は本格的な夏休みに入ります…

夏休みも「早寝・早起き・朝ごはん」が基本。通園している時の子どもの生活のリズムをくずさないことが大切です。長いお休みになると、子どもたちはついつい大人につられて夜更かしをしてしまいます。そのせいで、お父さんが出勤していってお母さんはもう家事をすませているのに、いつまでたっても布団から出てこない。それはいけません。生活リズムがくずれると、元に戻るのに時間がかかりますし、お父さんやお母さんのペースもくずれてしまい、家族の足並みが揃わなくなります。それが少なからず家庭全体にストレスを招くことになってしまいます。夏休みを有意義に過ごすためには、日頃の生活リズムをどう維持していくのか、これがポイントになると思います。

しかしその一方、子どもが家にいる間は無理がない程度に寄り添ってあげて欲しいと思います。子どもが幼く、親に依存している間は、ぜひお子さんのペースに合わせてあげて欲しいと思います。子どもに合わせると言っても、朝ごはんからお昼までのせいぜい3時間くらいだと思います。お昼ご飯を食べて、その後うとうとして、そうすれば2時か3時です。幼稚園から帰宅する時間です。だから午後の生活はいつもと大差がないはずです。

普段であれば幼稚園で保育をしている約3時間を、お母さんが意識して対応してあげましょう。子どもの甘えを受け止めたり、やりたいことができる状況を作ってあげたり。夏休みぐらい、少しはテレビも大目に見てあげましょう。お母さんも子どもも、無理する必要はありません。子どもは家にいても、自分で好きなことを見つけて取り組むはずです。興味がある事柄に主体的に関わっていくことができる子に、幼稚園で育てているからです。子どもは、家にいても退屈せず、自分で何かを発見して遊ぶことができると思います。


夏休みはたかだか約1ヶ月。神経質になる必要はないでしょう。「夏休みだから子どもに何かさせなければ!」「夏休みを無駄にしてはいけない!」と感じられる保護者の方もおられるかもしれません。

しかし、取り返しのつかないのはケガや病気です。食欲が落ちたり、寝不足になったりします。アイスやかき氷など、体を冷やすものを必要以上にとりがちです。体温が低下すると病気への抵抗力が落ちると言われています。エアコンの設定や時間などに気をつけましょう。また、事故も注意しなければなりません。夏の事故は熱中症や水の事故など、さまざまです。子どもを車内に絶対に放置しない。外出の際は必ず水筒や飲み物を持参し、帽子をかぶりましょう。「ジュースはダメ!」「我慢しなさい!」とかたいことを言わずに、しっかりと水分補給をしてください。健康であれば、夏休みもいつも通り平々凡々と、余裕を持って生活しても楽しいのではないでしょうか。

ですが、夏休みだからこそ、一生忘れない楽しい思い出を作ってあげたいと思うのが親心ですよね。海に行ったり、山に行ったり、帰省したり…ふだん体験できないファミリーイベントでも、余裕を持って心身の健康に注意して楽しんできて下さい。そして、2学期には真っ黒に焼けた、子どもたちの元気な顔を見せて下さい ^^)/ 
事務長より

2013年7月24日水曜日

手足口病が大流行中です。手洗い・うがいを忘れずに!

先週から、幼稚園でもかかっている子どもが増えていた「手足口病」ですが、国立感染症研究所によりますと今年は大流行した平成23年をも越える勢いで増えているそうです。


手足口病は、その名のとおり、手や足、口の中などに発疹ができ、主に小さな子どもがかかるウイルス性の感染症で、せきやくしゃみ、つばなどの飛まつやウイルスがついた手を介して広がります。通常は1週間ほどで自然に治りますが、中には体調を崩して入院しなくては治らないという状況になることもあります。例年、患者数がピークとなるのは、夏休みシーズンの7月下旬から8月上旬です。

夏休みは、プールや水あそび、キャンプなど肌を露出して 活動することが多くなりますので、お友だちでもタオルを使い回したりすることは避けて、こまめに手洗いやうがいをして予防しましょう。
かかってしまった場合は「脱水」に注意だということです。

❊NHK WEB特集「手足口病大流行の兆し 予防策は」

2013年7月20日土曜日

平成25年度1学期が終了いたしました!

 今日は1学期最後の終了式を開きました。全園児がホールに集合して、園長先生の話を聞いて、園歌を歌ってまとめといたしました。今学期編入したAちゃんは「よろしくおねがいします!」と、今学期でお引越をして転園するMちゃんは「あそんでくれて、ありがとうー」と、みんなにちゃんとあいさつもできていました。
 4月に入園して、初めての終了式に参加する年少の子達も、並んだり、話を聞いたりすることにももう慣れて、みんな1学期間よく頑張ったなぁーと、しみじみ思いました。


  園長先生からは金子みすゞさんの小さな本を読んでもらいました。

「みんなをすきに」

わたしはすきになりたいな、
何でもかんでもみぃんな。

ねぎも、トマトも、おさかなも、
のこらずすきになりたいな。

うちのおかずは、みぃんな、
かあさまがおつくりなったもの。

わたしはすきになりたいな、
だれでもかれでもみぃんな。

お医者さんでも、からすでも、
のこらずすきになりたいな。

世界のものは、みぃんな、
神さまがおつくりなったもの。

     「金子みすゞ豆文庫」より抜粋 

2013年7月3日水曜日

豊中市では、風疹予防接種の助成があります。

現在、全国的に風疹が流行っている模様です。一旦少し減ったようですが、大阪はいぜん全国トップの患者数が続いており、まだまだ注意が必要だそうです。(7/2 NHKニュースより)

熱や発疹などの出る風疹は、飛沫感染なので、かかっている人の咳やくしゃみなどを通じて広がり、妊娠中の女性が感染すると赤ちゃんの目や耳、それに心臓などに障害が出るおそれがあります。専門家は「患者数は再び増えるおそれもある。ここで安心せず、妊娠を希望する女性などは早めにワクチンを打ってほしい」と話しています。

豊中市では、その予防接種(麻しん風しん混合ワクチンまたは風しんワクチンの予防接種)の費用について、助成してくれるそうです。自己負担額3000円で接種できるそうですので、妊娠を予定されておられる方や、妊娠されているお母さんのご主人は接種をお勧めします。
現在、妊娠中の方は接種できません。対象者は①19歳以上の豊中市民で、妊娠を希望する女性、または②19歳以上の豊中市民で、妊婦の夫)

豊中市の予防接種助成事業のページ 

職員室前にも予防接種助成についてのチラシを置いておりますので、よろしければお持ち下さい。