1学期から、この日の為にクラス全員で色々なものを作ってきました。
いつも「なにをつくってみたい?」と、子どもたちと話し合い、どうやって作っていくかも考えて決めています。
さあ、作品展当日‼
みんなで頑張って作った作品を楽しく飾って、お部屋は素敵な美術館に変身しました〜
目玉作品の阪急電車は大人気‼
みんな楽しそうに電車に乗りこみ、お客さんも乗せて、出発進行〜
作品を見てわかって頂けるかと思いますが、4月に入園してから絵画の表現のしかた、はさみやのりの使い方を学び、製作の幅は日に日にどんどん広がっていきました!
子どもたちの成長が形になって残る作品展、子どもたちの発達の経過や素敵な思い出を感じて頂けましたでしょうか。素敵な作品たちに出会えて、私たちも嬉しく思います。
次の大きな行事は発表会!お楽しみに〜
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平成28年度 作品展
”制作で培われる宝物”
今年度の作品展は「ぶんか美術館」がテーマです。この美術館では、1学期からの作品と、その活動の様子を写真も含めて展示し、創作活動に対する子どもたちの興味や関心を制作物で感じて頂きたいと思っています。
各クラスで、その学年や時期に応じた画材や素材、技法を駆使して、切ったり貼ったり塗ったりつなぎあわせたり…
例えば、1学期は筆の持ち方や塗り方などの練習のための作品が多いですが、2学期になると、公園に行って拾ってきたドングリや枝などの自然素材を使ったり、運動会で頑張った自分を思い出しながら描いてみたりと、子どもたちの興味・関心に合わせて、色々な制作をしながら、作品を作りためてきています。
そんな作品を流れに沿ってみていくと、日々、手先が器用になってきたり、色々な色を混ぜ合わせての発見があったり、面白い発想が出てきたり、友だちと競ったり、協力したり、創造性が豊かになっていくだけでなく、目に見えない力がどんどん育っていることに気づかされます。
私たちの願いは作品の出来不出来をみるのではなく、この作品たちの中にちりばめられている、子どもたちが感じた興味や発想、驚きなどの思いや表現力と言った「宝物」を掘り出して頂きたいのです。子どもたち全員が、その子のもてる全力で制作したり、描いてできたたくさんの宝物をこの美術館でご鑑賞下さい。
また、各クラスではそんな制作風景を、先生たちが一生懸命作ったビデオでも見られるようになっています。是非、子どもたちの制作風景を感じながら、クラスがどんなあそびや体験、園生活をしてきたのか、各担任がどんな思いや願いを持って保育を進めてきたのかもご覧になって下さい。
蛍池文化幼稚園副園長 泉 ひさし
(平成28年度作品展パンフレットより)