少し寒くなりましたが、ホールでは今日も熱気のこもった練習が行われていました。今日は年中のばら組さんによる「じゅうにしのおはなし」という劇でした。子・丑・寅・卯…のあの十二支のお話です。お正月あけに先生が教えてあげると、クラス全員がとても興味を持って覚えていたようで、発表会の劇も十二支のお話にすることになりました。
神様が順番を決めるために、動物達を呼びつけたところ…
・牛は足が遅いので早めに行ったものの、一番乗りしたのは牛の背中に乗っていた鼠だった。
・鶏が猿と犬の間になったのは仲の悪い両者を仲裁していたため。
・鼠は猫に挨拶に行く日を尋ねられた際に嘘をつき、実際よりも一日遅い日を教えたため、猫は十二支に入ることができなかった。それを根に持った猫は鼠を追いかけるようになった。
・猫は鼠の嘘を信じて一日遅れて挨拶に行ったため、お釈迦様から「今まで寝ていたのか。顔を洗って出直して来い。」と言われ、それからよく顔を洗うようになった。
という逸話があるそうでそれを楽しい劇にしています。お部屋で何度も繰り返し練習した通り、大きな口を開けてホールの後ろまで聞こえるように、しっかりと覚えたセリフを言っていました。
人数が多いので、出たり入ったり、動物のまねをしたり歌ったり、前へ出たり後ろに下がったりと移動が大変!たまには間違うところもありましたが、本番に強い子ども達です。きっと楽しくてすばらしい十二支の劇を見せてくれると信じています。
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